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村上春樹初心者にお勧めの作品

こんにちは、masaです。

 

今回は、初心者におすすめの村上春樹の作品を紹介します。

私がこれまで読んできた中で面白かったもの、もう一度読みたいもののみ紹介していきます。

 

1つ目は、村上春樹の最初の作品である「風の歌を聞け」です。

基本的に、村上氏の作品はノルウェイの森以前は青春文学、純文学的色彩が強く、それ以後の作品は定期的にセクシーな描写が挿入されていたりするなど、個人的には商業的色彩の強いものになっています。

こちらの作品は100ページ前後で、数時間で読み切ることができ、本を普段から読まない人や、読書感想文にもおすすめです。

また、ナルシズムの強い点や、村上氏独特の言葉使いなど、村上作品に根底的に共通する部分も味わうことができるので、これ一冊読めば村上作品が好きかどうかわかると思います。

 

 

 

 

 

 

2つ目にオススメなのは「羊をめぐる冒険」です。2冊に分かれている長編小説で有名なものには、「ダンスダンスダンス」や、「ノルウェイの森」などがあると思いますが、こちらは特に下巻において、主人公の心理描写を描く部分がかなりあり、非常に読み応えがあります。

 

 

3つ目におすすめなのは「東京奇譚集」です。

村上氏の短編は秀逸な作品が多く、テンポが良くて読みやすいのですが、意外と村上氏の短編は評価されていないように感じます。