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英語多読におすすめ! R.J.パラシオ作Wonder書評

こんにちは、masaです。

 

今回は英語で読んで面白かった本、R.J.Palacio のWonderについて紹介していきます。

 

あらすじ

先天性の病気で醜い顔立ちのオーガストが、ホームスクーリングから一転、学校へ通うことになり、学校で体験する様々な差別や友情のすれ違いを乗り越え、人間的に成長していく物語です。

難易度

英検2級くらい、高校1-2年生向け。心配な方は、キンドルで最初の数ページを読んで、大丈夫そうなら買ってみることをお勧めします。Oxford Bookworms レベル5くらいから、ペーパーバックを読みたい方にお勧めです。

 

最初の数ページでわからない単語や文法/構文がそれぞれのページにつき1-3個程度なら、意味を類推しながら、辞書を引かずに読めると思います。

オススメ度

5/5

話は抽象的でなく、ネイティブの小学校低学年から中学年が理解できる内容で、心理的な成長が描かれており、非常に面白いです。

個人的に児童向け英語小説を読んで思うことは、ハリーポッターもそうですが、登場人物が主人公、主人公の兄弟、父と母、主人公の親友2名(同性1人、異性1人、必ず一度は仲が悪くなる)、悪役のクラスメイト、取り巻きの友達数人、良い先生数人で構成されることです。

こういう外面的疾患を抱える人にとっては現実性を欠くものであり、彼らの感情を踏みにじるものだという批判もありますし、その点には私もおおむね同意ですが、児童文学として、ハリーポッターの前哨戦(ハリーが高学年だとしたらこれは中学年)にもお勧めです。

Wonder (English Edition)

Wonder (English Edition)

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英語で読めるか不安な方は、まず日本語版を読んでストーリーの流れを知ってから、改めて英語版を読むことをお勧めします。

映画版もあります。(字幕と吹き替え)映画版ではオーガストの姉により焦点が当てられていると思います。

 

今回は以上です。

参考になれば幸いです

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